元はとれるのか?おきて破りの原価計算

まさに水のようなドリンクの原価計算

「ドリンクの原価は、素人はしらない方がいい」というのは食品業界に身を置くものとしての定説のようです。
どうやら、想像を絶するほどの安さらしいということはなんとなく想像がつくのですが、実際の卸値などを知ってしまうと、納得するとともに、絶句してしまいます。
「コーラ1杯あたり約5円の原価」ときくと、消費税ももうすぐ10%に増税されるといわれているのに、自販機でペットボトル飲料を買うのがあほらしくなってしまいます。
ペットボトルの末端価格を最初に想定してから、卸値を想像すると、ドリンクの値段というのは本当に水物なのだなぁと思います。
グラス代、氷代、サーブする人件費、場所代、洗浄代などを込み込みで計算したとしても、1杯あたりのドリンクはかなりの利益をもたらしてくれるということがわかります。

実は、損はしないドリンクバー

お店側にとっては、人件費削減になる装置の投入ですが、飲み物の破格な原価からすると、どれだけおなかがガバガバになるまで清涼飲料水を飲んだとしても、元をとることは相当難しいようです。
平均的な卸値から考えると、最も原価が高いのは野菜ジュースのようですが、それさえも7-8杯はのまないとトントンにはならないのです。
お店側にとっては決して損にはならないようにできているドリンクバーですが、満足度という点においても、実はお客様にとっても損にはならないようにできているのです。
お客様たちは、値段を気にしないで、ずっとおしゃべりに花をさかせることもできます。
そして、その場の空間がドリンクがおいてあることでやわらぎます。
会話の潤滑油としても、ドリンクの存在は大変貴重なものです。


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